『民家園deアート茶室』ぶらり過去へ ゆらり未来へ開催中
まず、主屋に入ると、幻想的な蓮のランプのようなオブジェが目に飛び込んでまいります。磨きぬかれた板の間がまるで水辺のように光り、あたかも蓮が水に浮かんでいるように見えます。奥の和室はオモヤカフェになっていて、日時限定でランチがいただけたのですが、予約が一杯で断念。人気あるんですよね。日曜ならまだ少し空きがあるとのことでしたが、もう一杯かもしれません。
悲しいのでランチのセッティングだけ覗かせてもらいました。長い座卓に和風のランチョンマットやセッティングがとってもおしゃれで、メニューもおいしそう。絶対来年会ったらすぐに予約しなきゃ!
仕方がないので、隣の「ぶらぶら茶屋」にてぶらぶら茶500円を購入。このぶらぶら茶とは、お抹茶と健康紅茶とコーヒーとオレンジジュースが選べ、竹筒のふたつき容器に入れた飲み物を入れてくれます。竹筒にはひもがついていてそれをぶらぶらさせながらアートや茶室を見て回るというものです。帰りに竹筒は返却すると200円帰ってきますし、気に入れば持ち帰ることも出来ます。
エンジェーヌはやはり茶室ということでお抹茶を選びました。
お茶受けにお菓子を二つ選ぶことができ、カゴに盛られた、和菓子や、チョコ、あられやおかきなどから栗どらと一味餅ピーを選びました。そのお貸しもネットのような生地にホッチキスで止めてくれ、竹筒と一緒にぶらぶらさせて歩くようになっています。
主屋の周りには「物置庵」や「市中の山里庵」などの茶室があり、それぞれで休憩できるのですが、エンジェーヌの目当ては竹林。
正門の奥に広がる竹林は普段は立ち入り禁止の場所なのですが、この期間は作品展示の部分に特別に入ることができます。
「ちくちく亭」という木の下のベンチや「竹林天空茶室」というところに座り、先ほど購入したぶらぶら茶をいただきました。 さやさやという竹林の涼しげな音とさわやかな風。木漏れ日がとても素敵で、お茶もおいしく、しばらくぼーっと見入ってしまいました。
とても駅のそばとは思えない静けさ。本当に癒されます。
「都筑民家園」は意外と知られていても、行ったことのない方が多いので、ぜひ一度この『民家園deアート茶室』期間中にに出かけて見られてはいかがでしょうか?
10/13(土)は『ゆらぶらday』と称して楽器の演奏や、作家の皆さんが展示アートをガイドしてくださったり、作品のお店が出たりと、かなり楽しめそうですよ。
『民家園deアート茶室』
日時:
アート茶室→開催中~10/14(日)15:00まで
アート作品展示→開催中~10/21(日)15:00まで
(休館日10/15(月))
場所:都筑民家園
横浜市都筑区大棚西2番
(開園時間:午前9:00~17:00)
電話:045-594-1723
<交通>
地下鉄「センター北」駅下車徒歩8分
車:センター北駅周辺もしくは横浜市歴史博物館駐車場をご利用ください
内容
●アート茶室
制作:都筑民家園茶道愛好会、SYUKOS(東京造形大学所属)、大塚歳勝土遺跡後援愛護会
ヨコハマ都筑ミュージカル委員会大道具班、民家園deアート茶室PJ
●アート作品
出展:
馬酔木誠・五十嵐美智子・金井聡和・北村直子・小山祥吾・塩谷良太・中田ナオト・
西沢亜純・長谷川創・深谷晋(特別出展:三村伸絵)
●こどもゾーン
出展:NPO法人りんぐりんく
●おもてなしゾーン
「ぶらぶら茶屋」~10/14(日)まで
11:00~15:00
場所:水屋前
「市中の山里庵」10/13(土)13:00~
場所:池のそば(雨天中止)
「オモヤカフェ」~主屋の座敷でおしゃれなランチ~
あとりえそらの主屋カフェ
10/12(金)~14(日)11:30~13:00
定員20名(要予約)先着順
参加費:1000円
『ゆらぶらday』内容
日時:10/13(土)10:00~15:00
「竹林演奏」無料
●しの笛演奏他11:00~12:00雨天中止
●箜篌(くご)の生演奏
第1回:竹林の中13:00~13:30
雨天時は主屋にて
第2回:主屋の中14:00~14:30
※箜篌(くご)とは
4000年前から存在しているハープのような楽器。
7世紀にペルシャから飛鳥に渡来。その後正倉院に1000年以上眠っていた幻の楽器。最近復元・改良された。
「アートツァー」無料
作家の皆さんが作品をガイドします。
集合:主屋前
1回目10:30~11:00頃
2回目13:30~14:00頃
「アート店」
作家の小作品など他
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