三溪園にて『観月会』今年も開催
かんがーままのレポートです。
横浜三溪園で毎年中秋の名月前後に開催されている『観月会』。今年は10月はじめに開催されるそうよ。
この期間は開園時間が21時まで延長され、幻想的な雰囲気の三溪園を楽しむことができます。今年も箏曲、雅楽などの演奏が予定され、ライトアップされた園内や『観月会』を更に盛り上げてくれます。
ぜひ秋を感じにでかけてみませんか?
【横浜三溪園『観月会』開催概要】
期間:2009年10月2日(金)から10月6日(火)まで
※通常の開園時間を延長して21:00まで開園(入園は20:30まで)
料金:通常の入園料のみ
会場:三溪園 内苑 臨春閣(重要文化財)
※観覧は芝生から(屋外)となります。
時間:18:00~20:00 ※休憩が入る場合があります。
●10月2日(金)箏曲(琴美会)
予定曲目:「嵯峨の秋」「秋の曲」「郷愁」「フォスター」「荒城の月21」「六段の調」「日本のわらべ唄」他
●10月3日(土)雅楽(横浜雅楽会) *中秋の名月
予定演目 管絃:平調音取「越天楽」、朗詠「東岸」「朗君子」「慶徳」、舞楽:「蘇莫者破」「落蹲」「敷手」
●10月4日(日)チェロ・ピアノ(八十嶋龍三・八十嶋洋子)*満月
予定曲目:「愛の挨拶」「白鳥」「月の光」「月光ソナタ」「ノクターン」他
●10月5日(月)琵琶(薩摩琵琶錦心流襄水会)
予定曲目:「重衡」「石童丸」「湖水乗切」「経正」「安達ヶ原」「夕顔」「桶狭間」他
●10月6日(火)箏曲(琴アンサンブル香音)
予定曲目:「荒城の月」「香月」「オーロラの祈り」「秋桜」「涙そうそう」「秋風によせて」「ROCK段」「星空のポエム」他
※夜間は冷え込みます。防寒のうえ、ご来園ください。
★同時開催★
◎常設展
日程:8月21日~9月30日 (第3展示室のみ8月25日~9月25日)
期間:
第1・2展示室8月22日(金)~9月30日(火)
第3展示室8月25日(月)~9月25日(木)
会場:三溪記念館
料金:無料(入園料のみ)
内容:
第1展示室
原三溪の絵画:「初秋の月」 秋と月を主題にした作品を中心に10点
三溪ゆかりの作家作品:「中国の詩人」 下村観山《陶淵明》 横山大観《赤壁》 今村紫紅《後赤壁》
第2展示室
臨春閣の替え襖:中島清之《竹図》
三溪園に魅せられた画家:塩出英雄《浄廬》・《苑橋》 牛田?村《はぜ紅葉》・《三溪園全図》
第3展示室
関東大震災と三溪園:1923年9月1日におこった関東大震災にかかわる資料などを展示
原三溪《王城鎮護の山》 牛田?村《震災スケッチ》
横浜震災後一周年間経済的復興力に関する調査》など17点
※都合により、展示終了日が変更になる場合もあります。ご了承ください。
◎フォトコンテスト入賞作品展
応募された中の入賞作品を展示します。 四季それぞれに表情を変える三溪園の魅力が作品をとおして味わえます。
450点とういう過去最多の応募数から選ばれたものを展示します。
今年のテーマ:「ようこそ!三溪園へ」
期日:2009年9月26日(土)~10月25日(日)
時間:9:00~16:30(16:30に会場を閉めます)
場所:三溪記念館 第3展示室
料金:入園料のみでご覧になれます
横浜三溪園
料金:入園料(大人500円、シニア300円、小学生200円)のみ
※20名以上から団体割引(各100円引)が適用。但しシニアは団体割引なし。
学生は団体入園料金250円になります。
☆回数券
大人回数券1シート5枚綴り2000円
小人回数券1シート5枚綴り500円
☆年間パスポート
1枚4500円
☆前売券
前売券1枚400円
☆以下の方は入園料金免除になります
*横浜市内在住の65歳以上の方に発行される“長寿のしおり”を持っている方
*横浜市内在住の方で、“横浜市敬老特別乗車証”を持っている方
*障害者手帳を持っている方(介護者として同伴者1名も無料。)
*教職員が学校行事で生徒に随伴する場合、および、そのための下見
*毎月、第2、第4土曜日は、小学生、中学生、高校生の入園料が無料。
所在地:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
電話:045-621-0634
(交通)
電車:
根岸駅1番乗り場《市バス58・99・101系統》10分 本牧下車・徒歩7分
桜木町駅2番乗り場《市バス8系統 148系統》約25分 本牧三溪園前下車・徒歩約3分
横浜駅東口2番乗り場《市バス8系統 148系統》33分 本牧三溪園前下車・徒歩3分
※横浜発 横浜市営バス8系統および148系統のバスは、桜木町を経由して走ります。
※横浜発 横浜市営バス148系統のバスは、急行のため同じルートを走る8系統よりも所要時間が5分ほど短くなります
駐車場:
9時~17時(有料)(開園時間にあわせて変更します)
乗用車(駐車時間に制限なく、1利用につき500円)
バス(駐車時間に制限なく、1利用につき1000円)
各種園内サービス:
車いすの貸し出し(無料)、コインロッカー((小)100円(大)200円)
ガイドボランティア((無料)活動時間午前10:00~12:00、13:00~15:30)
諸注意:
・ペットを連れての園内入場は不可。
(必要とされる盲導犬、聴導犬を除く)
・タバコは所定の場所にて喫煙。
・園内の草木や生物を採取しないこと。(虫取り網などの持ち込みも禁止)
・内苑および旧矢箆原家住宅内での飲食不可。
・建物、庭園の使用、営業写真等の撮影は事前許可が必要。
・自転車、スケートボードなどの乗り入れ、持ち込み禁止。
・園外から持ち込んだ飲食物などは持ち帰りすること。園内の美化に協力すること。
・撮影、写生に際し、付近の方への気遣いを心がける。
主催:財団法人三溪園保勝会
共催:横浜三溪園皐月会
問合せ:三溪園(電話:045-621-0634)
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コメント
三溪園のお月見はほぼ毎年行ってます。いつだったか沖縄の歌と踊りがありましたが、出演者と会場が一つになって盛り上がったのにはびっくりしました。お月見だからってしっとりした出し物だけじゃ、つまんないですのんね。あなどれませんな三溪園の企画力^。^
さて、その三溪園で注目するのはお月見のあとの展覧会。
原三溪さんは美術品のコレクターとしても指折りの人だったそうですが、残念ながら今は三溪園を離れて、全国の美術館博物館に所蔵されています。それがこの秋里帰りするのです。そのラインナップやすごいの一言。国宝や重要文化財がたっくさん名を連ねてます。チラシで見ただけですけど平安時代の観音図や絵巻物がごっそり。今からわくわくもんです。イベントと言い、展示と言い、あなどれませんな三溪園の創造力。
投稿: | 2009年10月 1日 (木) 22時13分
初めまして!
コメントありがとうございます。詳しくご説明いただき、恐縮です。
そうですね。三溪園さんは日本の魅力を色々と趣向を凝らして楽しませてくれますよね。
以前お伺いした時に聞いたのですが、関西方面から移設してきている建物も多いとかで、色々な歴史があるようでしたね。この辺りは詳しく知れば知るほど奥が深い気がしました。
勉強不足ですみません!
投稿: かんがーまま | 2009年10月 5日 (月) 14時58分