丁寧に入れられたお茶を飲めるコミュニティカフェ『マローンおばさんの部屋』
こちらの営業はNPO法人の「NPO 五つのパン」が行われているようで、この団体は横浜市都筑区及びその周辺地域で心の苦しみや病を持つ人、身体にハンディのある人、高齢者等で日常生活に支障のある方々に対して、在宅支援事業、生きがいづくり・仲間づくりを目的としたふれあいの場の提供事業、 共に生き・共に働き・共に喜ぶことを目的とした生活と就労の場の提供事業、を行い、喜び、平安、希望、愛に満たされた町づくりに寄与することを目的とされた活動を行われています。ショップの外観にある看板などはすべてスタッフの手作りだそうです。
中に入ると、暖炉があって、その前には子ども用のイスがあったり、アンティークの家具もあったりして、見所もたくさん。
一つ一つのテーブルも温かみがある木でできたもので、居心地がよさそうです。
ガラス張りの店内は差し込む光がやさしい雰囲気。
壁際には作家さんのカードや手作りのポーチやシュシュ、カバー、エプロンなどが販売されていて実際に手にとって見ることができます。こちらはネットショップでも購入可能ですが、こちらで実物を見て、ひとつひとつ違う商品を自分で選べるのはうれしいですよね。ままもついかわいらしいシュシュをひとつ購入しました。
さて、カフェメニューですが、こちらも本格的です。
ドリンクのみの展開ですが、種類もとっても豊富。
マローンおばさんのこだわり、やすらぎ、とっておき、コーヒー各400円はおかわり1杯OK。 どのコーヒーもとても丁寧に炒られている豆を使っている様子。
マローンおばさんのゆったりと時間のながれる紅茶、やさしい気持ちになれる紅茶は各400円で、ポットサービス。
他にはくつろぎカフェオレ450円、あったかココア400円、ロイヤルミルクティー450円、ジャスミンティー、グリーンティ各350円、さわやかジュースオレンジ、りんご300円もありました。
月替わりの気まぐれスペシャルは季節によって変わるようで3月はふわふわキャラメルラテでした。ままはマローンおばさんのお気に入り、ダンロで煮込んだあったかチャイ450円を注文しました。
何種類かのスパイスをコトコト煮込んだ甘めの紅茶で、風邪気味だったのでジンジャー風味でいいかなと思ったのですが、ドンピシャ。
カフェオレボウルに煮込まれた紅茶が運ばれましたが、温かくそしてノドにやさしく、深いスパイスの香り・・・。とてもおいしいチャイでした。
その間、各テーブルに置かれた絵本を読んでいました。これが店名にもなっている「マローンおばさん」の絵本。
貧乏で、さみしく一人で暮らしている老婆が、疲れたり、傷ついたりして家に訪ねてきた動物たちをとてもあたたかい気持ちで無条件に受け入れ、ここに居場所があるんだよということ伝えてあげる、そんなやさしい物語です。このお店のコンセプトに本当にぴったりでした。
他にもたくさんの絵本が並んでいて、大人でも子どもでもゆっくりとその本を楽しみながら、お茶をできるお店です。オープン時間がとても少ないのと、スイーツがあればもっといいなと残念ですが、これからまたどんどん発展していく感じがいいですね。
カフェスペースにて手づくり絵本教室 なども行われているようですよ。
※2011年現在は火曜は、ばんば商店のケーキセット、木曜はあだちパンのパンを販売されています。
『コミュニティカフェ マローンおばさんの部屋』
横浜市都筑区仲町台1-24-17 フォートレスニイヤ1F
運営団体:特定非営利活動法人 五つのパン
電話:045-508-9690
オープン時間:平日10:00~16:00(土日休日休み、水曜日は15:30まで)
カフェ営業:火、木13:00~16:00
ショップオープン:月、水、金ならびに平日の10:00~13:00)
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