よこはま動物園 ズーラシア『アフリカのサバンナ』一部オープン!
エンジェーヌのレポートです。
ジモト横浜で人気の動物園「ズーラシア」さん。こちらに4月19日(金)、新しく『アフリカのサバンナ』ゾーンがオープンすることになりました。
このエリアの全面開園は平成26年秋以降を予定していますが、こちらが全面開園するとズーラシアさんはすべてのエリアが完成するとのことです。
なんと開園15年で完成なので、すごい期間かかったのですよね。
今回一部オープンするのは、アフリカの疎林に生息する鳥類や、アビシニアコロブスというサルの仲間の展示と、アフリカの牧畜民族の集落を模したエリアでのヤギとのふれあいや、ラクダライド、バードショーが楽しめるエリアとなります。
樹上性のサルの動きを実感できる大型の遊具も登場します。
エンジェーヌたちはオープンに先駆け、中を見学させていただきましたよ!
園内移動バスもこの新エリア用に新しくお披露目されました。「サバンナ号」というのだそうです。
今現在「ズッピ号」が土日園内を運行していますが、これに合わせ、「サバンナ号」は毎日運行されますよ。
「サバンナ号」はアフリカのサバンナにいる動物をメインに描かれていて、ブルーがとっても鮮やかなバスです。内部のシートも動物柄。
運行ルートは普段徒歩では行けないルートなので、この中からの景色も新しく楽しめますよ。
さてバスに揺られてのんびりと景色も楽しんだ後、着いたらそこはもう「アフリカのサバンナ」ゾーンです。
エンジェーヌは思い出したんだけど、以前2009年に開催されたY150の「ヒルサイドエリアY150つながりの森」があった場所なのよね。
のどかな雰囲気がそのままでした。
まず見学させていただいたのはアフリカンバードハウスとアビシニアコロブスのケージ。
アフリカンバードハウスには20種類以上、約250羽の鳥たちがいるんです。
最初の外のゲージ、疎林の森にはセネガルショウノガン、スグロウロコハタオリとコウギョクチョウ、セイキチョウとルシゴシボタンインコ、ライラックニシブッポウソウ、
ミナミジサイチョウ。どれも元気に動き回っていました。
展示の下には鳥の名前と絵、どんな生活をしているのか、餌は何なのかなど、興味深く楽しめるよう触ってわかるようなプレートがあったりして、工夫されています。
そして建物の中には森林の鳥や草原の鳥がいます。
ツキノワテリムク、フサホロホロチョウなどがいて、こちらでも餌や巣の作り方などの説明のプレートが貼ってあります。
同じアフリカの鳥たちにもそれぞれに特徴があるんですね。
アフリカンバードハウスの後はアビシニアコロブスが見られます。
黒と白が特徴的なお猿さんのアビシニアコロブスはアフリカの深い森の中では見つかりにくい色の組み合わせなのだとか。
とても意外でした。
アビシニアコロブスは2013年2月に赤ちゃんが生まれたばかり。最初は真っ白なんだそうよ。そして3ヶ月かけて顔の周りと尻尾の先、背中のUの字のマント状の部分以外が黒くなっていのだそう。
とっても不思議。
元気一杯に動き回っていて、写真に収めるのが大変でした!
最後に赤ちゃんも出てきて見ることができましたよ。小さかった!!
アビシニアコロブスの奥は楽しい遊具があります。
木の上で暮らすサルの動きを体感できる遊具なのだそうで、スライダーみたいなチューブ状のものが2つあり、子どもにはたまらない遊具よね。
こちらは牧畜民族のダトーガ族の集落「ゲーダ」を模したエリアで、実際に暮らしているかのような家が見られますよ。
内部にはベットや台所もありました。詳しい説明も書かれているので参考になります。
休憩スペースになっているお家もあるので、歩き疲れたら日陰でちょっと一息できますよ!
そしてその一角にはピグミーゴートというヤギと実際に触れ合えるスペースが。
5匹いるそうですが、この時は4匹。とっても人懐っこくて、かわいらしいです。
中には手を振る芸をしてくれる子たちもいて、本当にたまりませんでした。
その奥にはラクダライドがあります。こちらは500円でラクダの背中に乗り、一周する事ができるというコーナー。
フタコブラクダさんに乗る事ができるのですが、こちらも本当に楽しいです。
案外コブの間は狭くて大人でぴったりな感じ。毛はふかふかしていて固めの毛です。
意外に乗り心地がよくて、ちょっとした砂漠を歩いている気分が味わえますよ。
大人気になりそうなコーナーでした。
動物たちに触る前後に手を洗うために、石鹸と消毒薬が置かれた洗面台が周りにありましたよ。子供たちの身長にあわせて高さも変えてありました。
最後に見せていただいたのはバードショーです。
すごく広いオープンなバードショー広場で、猛禽類の鳥達が実際に間近で飛ぶ姿を見る事ができるショーは、係員の方々が説明を交えながら、楽しく進めてくれるので、本当にとても面白いです。
この日はフクロウ、ミミズク、ハリスホーク、ダルマワシ、ハヤブサ、ミナミジサイチョウ、ヨウム、ベニコンゴインコと8匹もの鳥たちがそれぞれの特性を活かし、飛んだり、仮想狩りをしたりと魅せてくれましたよ!
フクロウとミミズクの違いが頭の上に生えている飾りの羽だというのも、エンジェーヌは初めて知りましたよ。
約30分のショーはあっという間に終わってしまいました。
まだ一部オープンとはいえ、既存のスペースと合わせて回ったらかなりの時間がかかるので、丸1日楽しめそうですよね。
しかもオープンまでまだ日はありますが、市内の平成25年度新入学児童のみなさん(約3万人)をご招待し新エリアも見る事ができるそうですよ。
今年入学するお子さんがいらっしゃる方は必見ですね。ぜひ春休みにお出かけになってみられてはいかがでしょうか?
さらにアフリカのサバンナ一部開園記念メニューとしてオージーヒルグリルレストランにて「ワイルドプレート」850円が発売されています。
実際に試食させていただきましたが、300gの骨つき鶏もも肉にサフランライスの上にチリビーンズが乗るかなりボリュ-ムのあるプレートで
辛さはなく、お子さんも一緒に食べられるメニューでしたよ。
こちらも合わせてこの機会に食べてみてくださいね。
ざっと見学させていただいたのですが、新しいエリアも色々と工夫されているので、更に楽しさ倍増となりそうです。
春休みで、遊びに来られている方も多かったのですが、敷地が広いので、ごみごみした感じではありませんでした。
お花もたくさん咲いてきましたし、のんびり歩くのも楽しそうです。
グランドオープンも楽しみなエンジェーヌでした。
★アフリカのサバンナ一部オープン情報★
◎アフリカンヴィレッジ ピグミーゴートふれあい
時間:1.10:00~11:15、2.12:15~14:15、3.15:15~16:00
◎ラクダライド
時間:1.10:00~11:15、2.12:15~14:15、3.15:15~16:00
料金:500円
対象:身長100cm以上
定員:各回23~60名
◎バードショー広場
時間:1.11:30~12:00、2.14:30~15:00
定員:各回200名
☆新エリア一部公開記念「アフリカンフェアinズーラシア」開催中☆
アフリカの動物達や文化をテーマにしたスペシャルイベント
開催期間:2013年3月20日(水・祝)~ 2013年6月3日(月)
イベント内容:
1.アフリカの小動物とふれあおう
ミーアキャット、ハリネズミ、メンフクロウ、ピグミーゴートなどアフリカに生息する小動物との触れ合いが楽しめます。
日時:3月20日(水祝)~3月31日(日)の毎日11:00~12:30
場所:ころころ広場(雨天:ころこロッジ)
2.バードショー公開練習
鳥類の飛行練習を兼ねた、バードショー公開練習
日時:3月20日(水祝)~4月14日(日)の毎日13:30~14:30
場所:ころころ広場(雨天中止)
3.フタコブラクダと記念撮影
新エリアのラクダライドで活躍する、フタコブラクダ「クララ」との記念撮影会を行います。
※台紙付写真購入の場合は、1枚1000円
日時:3月20日(水祝)~4月14日(日)の毎日 15:30~16:30
場所:ころころ広場(雨天中止)
4.アカカワイノシシ餌やり体験
「世界一美しいイノシシ」といわれるアカカワイノシシへの餌やり体験を実施します。
日時:4月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日) 13:00~
場所:アカカワイノシシ展示場(雨天決行)
※先着20名様。開園直後より、入園ゲート入ってすぐの電光掲示板前にて受付。
5.ヤマアラシのカウントダウン
新エリアのオープンを祝い、アフリカタテガミヤマアラシの「クリス」が久寿玉割に挑戦します。
日時:4月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日) 15:00~
場所:アフリカタテガミヤマアラシ展示場(荒天中止)
6.チンパンジーのとっておきタイム
昨年2頭の赤ちゃんが生まれたチンパンジーたちの「とっておきのお話」を飼育担当者が繰り広げます。
日時:4月1日~4月18日(木)の毎日 14:30~
場所:チンパンジー展示場(雨天決行)
★ウエインズグループプレゼンツ~「アフリカのサバンナ」一部オープン記念市内新小学児童全員(3万人)を先行招待!!
4/19(金)新規エリア「アフリカのサバンナ」一部公開に先駆け、市内の平成25年度新入学児童のみなさん(約3万人)をご招待し、さらに、新エリアをご観覧いただきます。
併せて一部オープンに合わせて導入予定の新しい園内移動バスもお披露目します。
日程:平成25年3月27日(水)~4月14日(日)※休園日4/9(火)除く
参加資格:市内在住・在園・在学の平成25年4月小学校新入学児童とそのご家族(新入学児童1名につき同伴者2名まで)
参加費:無料
参加方法:入園口総合案内所にて「新入学児童とそのご家族」である旨をお申し出ください。アフリカの熱帯雨林チンパンジー展示奥から新エリアへご入場いただけます。
注意事項:
・バードショー、ラクダライドは実施しませんので、ご了承ください。
・時間帯によってご覧になれない動物もおります。
・駐車料金は通常通りかかります(1日1台1000円)。
問合せ:よこはま動物園 ズーラシア (電話:045-959-1000(代))
よこはま動物園 ズーラシア
横浜市旭区上白根町1175-1
電話:045-959-1000(代)
(交通)
電車・バス
1.相鉄線「鶴ヶ峰」駅・相鉄線「三ツ境」駅・JR横浜線「中山」駅下車
各駅から、ズーラシア行きのバスで約15分。
2.JR東海道線、JR横須賀線、JR京浜東北線、京急線、東横線、みなとみらい線、相鉄線、横浜市営地下鉄線「横浜」駅下車、よこはま動物園行きのバスで約1時間(便数が少ないので、ご注意下さい)
開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日:火曜日(祝日の場合は開園、翌日休園)、12/29~1/1
※平成25年度臨時開園日=平成25年4月2日(火)、4月30日(火)、5月の毎週火曜日、10月の毎週火曜日、平成26年2月11日(火・祝)3月25日(火)
入園料:
大人(18歳以上) 600円(団体480円)
中人(高校生)300円(団体240円)
小人(小・中学生)200円(団体160円)
小学生未満:無料
※団体(30名様以上)に適用、その他各種割引有。
駐車場台数:2200 台 (営業時間8:30 ~17:30)
(料金)一般車1回1000 円、バス1回2500 円
※自転車・バイクについては、駐輪場があり無料となります。場所については、現在駐車場工事中のためお近くの警備員にお声がけください。
その他:園内ほぼ全域車イス通行可能
設備:多目的トイレ付(全トイレ)、オストメイト(3ヶ所)、身障者用駐車場、授乳室(3カ所)、おむつ替えシート(全トイレ)、ベビーキープ(一部トイレ)、コインロッカー
レンタル用品:
双眼鏡200円(保証金1000円お預かり返却時800円返金)
音声ガイド500円(保証金1000円お預かり返却時500円返金)
ベビーカー500円(保証金1000円お預かり返却時500円返金)
車イス無料
園内バス情報
運行日:原則開園日毎日。平日はサバンナ号のみの運行。土日祝はサバンナ号+オカピ型バス「ズッピ号」の2台運行。
バス停:1.ゾウさんのりば(正面入口付近)2.ぱかぱかのりば(ぱかぱか広場付近)3.オカピの丘のりば(オカピ展示場付近)4.北門のりば(バードショー広場付近)5.オージーヒルのりば(レストラン付近)
運行間隔:サバンナ号は1~5の循環運行。ズッピ号は1~4の往復運行(平日は約40分間隔、どの土日祝は約20分間隔)
料金:1回乗車券大人(中学生以上)200円、小学生100円。ワンデイパス(乗り放題)大人(中学生以上)400円、小学生200円
※小学生未満無料。障がい者手帳等をお持ちの方と介護者(被介護者1名につき2名まで)は無料。
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